バリアフリーチェック

このページでは、施設の設備状況と障がいのあるスタッフのレポートを紹介します。
施設内は、全体的に段差もなくフラット。通路の幅も広いため、車いすやベビーカーを利用している方も、スムーズに移動できます。

受付カウンター

写真:エントランスで受け付けを行っている車いす社員の様子
1階の広いエントランスの一角にあり、入口から近くてわかりやすいです。
カウンターの高さが配慮され、車いすの方でも受付がしやすいよう工夫されていました。

エレベータ

写真:ミュジアム内で移動するため、エレベーターに乗り降りしている様子
5階建ての施設で、各フロアにさまざまなアトラクションがあります。
階段を使用せず全てのフロアにエレベータで、安全に移動できます。

トイレ

写真:多目的トイレの模様
各フロアに、トイレが設置されており、1階と4階に多目的トイレが設置されています。
車いすやベビーカーを使用している方でも安心して利用できます。

駐車場

写真:2枚の写真から身体障がい者駐車場と車いす社員が精算機で清算している様子
入り口から一番近い場所に、身体障がい者用駐車場が1台分設けられ、乗り降りしやすいようスペースが確保されています。
自動清算機も車いすで使いやすいような高さになっています。
警備員が常駐しているところも何かあったときに対応してもらえるので安心です。

視覚障がい者からのコメント

写真:視覚に障がいのある社員が「クリエイティブシンキングボックス」のひとつのキーワードである「常識にはとらわれない」を体験している様子 ミュージアムに入ってすぐに感じたことは、建物の作りがとても広々としていることと、弱視の私にでもわかるような「カップヌードル」を意識した色と形になっていました。
ミュージアム内は多数のお客さんでにぎわっていましたが、通路の幅がとても広く、移動しやすかったです。
「インスタントラーメン ヒストリーキューブ」では、創成期から現在までのインスタントラーメンのパッケージがガラス越しに並んでいました。また、世界各国の商品もありました。
一人では難しいですが、一緒に行った人などに説明してもらうという条件があれば、ちょっとした時間旅行を楽しむことができそうです!
「クリエイティブシンキングボックス」は、音声や文字での解説ではなく、「動き」のある映像によって表現されています。
弱視の方だけではなく、外国人や子どもにとってもわかりやすくなるように工夫されていると思いました。
立体の模型を触ると、影絵が動き出します。弱視の私でも、おおざっぱながら理解することができました。 これは画期的なシステムなのではないでしょうか。
「百福シアター」では、インスタントラーメンの普及、発展の推移について、 映像でわかりやすく、楽しく解説されています。 私は、聴くことで十分理解できました。

聴覚障がい者からのコメント

写真:聴覚に障がいのある社員がチキンラーメンファクトリーを体験している時の様子 「百福シアター」は、字幕で内容を伝えてくれるサポートなどがあれば、聴覚障がい者も楽しめると感じました。
「チキンラーメンファクトリー」でチキンラーメン作りを体験した際、 最初に作り方の映像を見ます。字幕が付いいていたので、流れが分かりました。
また、作り方の資料を借りることができます。 さらに担当者が身振りで教えてくれることで楽しく作ることができました!
「マイカップヌードルファクトリー」に、少し手話ができるスタッフがいたので驚きました。 スムーズに説明内容が分かり、本当に助かりました。 少しでも手話のできるスタッフが増えてくれると嬉しいです。

車いす利用者からのコメント

写真:車いす社員が「マイカップヌードルファクトリー」で作ったカップヌードルを披露している様子 私は車いす使用者で、車でミュージアムへ行きました。 併設されている駐車場には1台分の身障者用の駐車スペースが確保されているので、乗り降りがスムーズ! また、警備員が常駐しているため、駐車チケットを取ってもらうことができ、手の不自由な私にとっては大変助かりました。
施設そのものはバリアフリーとなっているので、移動はラクラクでした。
トイレも多目的トイレとして2か所設置されているのであまり待たずに利用できそうです。
エレベータも2台あるので他のお客様が集中して使えないというようなことはありませんでした。
見学コースの幅が広いので、混雑していても車いすが他の方にぶつかって迷惑になりにくいと思いました。
海外で食べられている麺を食事できる「NOODLES BAZZAR-ワールド麺ロード-」があります。 基本的にはセルフサービスのようなので注意が必要です。でも、車いすが入っていけないぐらい狭いということはありませんし、結構珍しい麺が食べられるので面白いです。 体験コースは2種類あります。 私は手が不自由なので、「マイカップヌードルファクトリー」でオリジナルのカップヌードルを作りました。 容器に絵を書いて、スープと具材を選べるのでとても楽しめました。
最後にお土産を購入。 ただ、陳列されている間が狭いので人い混んでいる際は注意が必要でした。 支払いのカウンターは車いす上からでも無理無く行えました。
今度は家族とともに訪れて、体験できなかったコースにチャレンジしてみたいと思います。

手話通訳者からのコメント

展示物については、特に音で説明するもの等はなく、聴覚障がい者でも問題なく楽しめると 思いました!
「チキンラーメンファクトリー」について、前もって見る映像(作り方の手順)には字幕があり、わかりやすく手順を 示した紙も用意されていました。
作る際はテーブルごとにスタッフの方がつき、口頭の説明だけでなく身振りでも示してくださるので、聴覚障がい者にも優しいです。 生地をこねている途中に「良い感じです!」等、明るく声をかけてくださるので、楽しく作ることができます。「良い」という手話を覚えていただき、一緒に表現しました。
また、作業台は低くなっているため、車椅子の方も体験OKだそうです。
「百福シアター」で、難聴者の方にはイヤホンで聞ける日本語の音声ガイドを貸し出しできるとのことでした。 効果のある方にとってはとても嬉しい配慮だと思います。
ただ、イヤホンを使っても聞こえない方はいらっしゃると 思うので、やはり文字か手話による情報保障もあれば良いのではないでしょうか。
マイカップヌードルファクトリーでは、手話のできるスタッフの方がいらっしゃいました。 もしその方が不在でも、視覚的にわかるような説明がされているので 問題ないと思います。
ただ、具やスープを選ぶときは音声で伝えるしかないので、具を指さして 伝えられるボード等があればより良いのかなと思いました。
また展示フロアでは、外国人用(英語、中国語、韓国語)の音声ガイドがあるそうなので、 せっかくですし視覚障がい者のための音声ガイドもあれば良いかもしれません。

イラスト:編集後記

写真:エントランスの階段前で視覚障がい者、聴覚障がい者と身体障がい者が大きなカップラーメンの横でポーズをとっている様子

いかがだったでしょうか、カップヌードルミュージアム。
体験しながら楽しく学び、安藤百福の考えに触れる良い機会になったと思います。
「NEVER GIVE UP!」の精神で、どの場所へ行っても障がいに関係なく、一人でも多くの人が楽しめるようになることを期待します。
これからも私たちは、様々な施設を訪れ、より安心・安全に楽しめる情報をお届けしていきたいです。

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