前回は「マヨテラス」の概要・特徴、バリアフリー情報をお届けしました。
今回は、マヨネーズでオリジナルソース作りにチャレンジした様子をご紹介します!
また、実際に体験した各編集部員の感想もお伝えしますので、ぜひ、チェックしてください。
オリジナルソース作りに挑戦!
見学の締めくくりは、マヨネーズでオリジナルソースを作りました。
マヨネーズをベースに、各テーブルに置かれているスパイスやドレッシングを混ぜ合わせます。
マヨネーズと相性がよさそうな調味料を選び、サラダにかけて試食しました。
自分が作ったものと隣の人の作ったものを食べ比べてみるなど、センスや個性を感じられる楽しいひととき!
スタッフが優しく見守りながら、さりげなくサポートしてくれます。
編集部員からのコメント
車いすユーザ:
最初に駐車場ですが、正面玄関を入ってすぐの所に身障者専用スペースが2台完備されているので、駐車場内での移動は最小限ですみます。
施設は、全体を通して全面フラットな作りのため、移動は問題ありませんでした。また、ファクトリーウォークやキユーピー キッチンなどでの体験は、車いすでも無理なく楽しむことが出来ました。
キユーピー キッチンでは、車いすユーザ向けの洗面台があり、スタッフの方が誘導してくれました。そのさりげない心遣いが嬉しかったです。
また、多目的トイレは広く、オストメイト対応のほか、服の着替えができるフィッティングボードもありました。
聴覚障がい者:
私は、補聴器を装用すればある程度の情報は得ることができます。また、今回は手話通訳者も一緒に見学しました。
スタッフが口頭での説明をする際、マヨネーズの容器の実物を触らせてくれたり、卵を割る機械の模型を使ったりしていたので、目で見て分かりやすく良かったです。
補聴器を装用している聴覚障がいのある私に「音声の大きさは大丈夫ですか」とスタッフからのごく自然な配慮があり、とても嬉しかったです。
また、同行した手話通訳者に対しても、話すスピードの確認を事前にしてくれていたようです。
ところどころ手話通訳がないとわかりにくいところがありましたが、パンフレットに説明している内容が記載されていたので、それほど困ることはありませんでした。
マヨネーズドームやファクトリーウォークで流す映像に字幕がついていたら、よりわかりやすかったと思いました。
視覚障がい者:
視覚障がいのある私は、今回の見学ツアーを想像以上に楽しむことができました。
各部屋では丁寧な説明があり、マヨネーズの容器や卵を割る機械を説明するときには、私に実際の容器や機械の模型を触らせてわかるようにしてくれました。それがあまりにも自然で、さりげない配慮がうれしかったです。
印象に残ったのが、マヨネーズを作る際、原料の賞味期限や分量をきちんと照合することです。
その作業を確実にするため、日付や分量を明記した二次元コードを使っていて、人の目と機械でチェックできます。徹底的に管理されていると感じました。
最後は、マヨネーズに調味料を加えてお好みで作ったソースで、サラダを食べることができます。
マヨネーズとバジルの相性は良く、意外だったのはマーマレードとマヨネーズ。これは、とてもおいしかったです。調味料を混ぜるときにも、スタッフがスプーンを渡してくれたり、調味料を教えてくれたりさりげないサポートがありました。
マヨテラスは「見る」だけではなく、聴いて、触って、食べるといった楽しみ方ができるので、誰にでも楽しむことができる施設だと思います。
キユーピー ショップ情報
「マヨテラス」と同じ敷地内にあるショップです。こちらのショップはマヨテラスを見学しなくても利用でき、キユーピー グッズがたくさん置かれています。外観は赤と白のシンプルなデザインで、緑に囲まれたカフェスペースも設けてあり、コーヒーやソフトドリンクを味わいながらゆっくりくつろげる空間になっています。
営業時間: | 10:00から18:00(ドリンクラストオーダー 17:30) |
休業日: | 見学施設「マヨテラス」に準じます。詳しくはマヨテラス「施設カレンダー」をご覧ください。 |
お問い合わせ: | 03-5384-7734 |
kewpie shopについてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
隠れキユーピー
遊び心あふれるこちらの見学ツアーではあちらこちらにキユーピー人形が隠れています。見学をしながら隠れキユーピーを探すのも楽しいです。
いかがでしたでしょうか?
身近な調味料「マヨネーズ」ですが知らなかったことが多く「なるほど」の発見が多い見学ツアーでした。
ハード面はもちろん、スタッフの心づかいというソフト面でもバリアフリーな施設なので、障がいのある人も安心して見学ができ、刺激をたくさん受けることができると思います。
ぜひ、一度足を運んでみてはいかがでしょう。