夏野菜がたっぷりの煮込み料理「カポナータ風」

夏野菜を使った栄養満点のイタリア郷土料理

写真:白く丸い器にできあがった「カボナータ」が盛られ、トッピングとしてバジルの葉が飾られている
材料(3から4人分)
材料 分量
ナス 2本
ズッキーニ 2分の1本
パプリカ 赤 2分の1個
パプリカ 黄 2分の1個
玉ねぎ 4分の1個
にんにく(チューブ) 2㎝
オリーブ油 大さじ6
【調味料】 分量
トマトジュース 1缶(190g)
ケチャップ 大さじ6
コンソメ 小さじ4分の1
ローリエ 1枚
一つまみ
砂糖 大さじ1
大さじ1
バジル 適宜

作り方

写真:まな板にズッキーニ、ナス、玉ねぎ、黄色と赤のパプリカが並べられている 1.食材は全て2cmの大きさの角切りにする
*ナスは変色しやすいので一番最後に切る

写真:深い鍋に角切りにしたナスを入れてオリーブ油で炒めている 2.鍋か深めのフライパンにオリーブ油大さじ3を入れ、中火でナスを1から1分半ほど炒めて取り出す

写真:ナスを炒めた鍋でナス以外の野菜をいためている。隣には取り出したナスの入ったプレートが置いてある。 3.同じ鍋に残りのオリーブ油とにんにくを入れ、中火にかけてにんにくの香りがしてきたら、ナス以外の食材を全て加え、1分ほど炒める

写真:取り出したナスをもう一度鍋に入れ、他の野菜と一緒に炒めている 4.野菜に油が回りツヤが出てきたら、炒めたナスと調味料を加えて混ぜながら5分煮る

写真:炒めた野菜に砂糖と酢を加えている 5.砂糖と酢を加え、混ぜながらさらに5分煮る
*水分が減ってきているので、焦がさないよう注意

6.全体がしんなりしてきたら火を止め、器に盛ってバジルをお好みで飾り、完成!

ポイント

  • トマトジュースとケチャップを使用することで、調味を簡単にし、仕上げに砂糖と酢を加えて本場風の味に近づける!
  • 野菜がたっぷり摂れる上、さまざまなアレンジもできるので、作り置きにも最適!
  • ひと晩置くと味が馴染み、より美味しくなる
レシピ提供:栄養士 功刀あつみ先生

写真:できあがったカボナータを白い器に盛られ、トッピングとしてバジルの葉が飾られている

イラスト:目からウロコくん~レシピ挑戦者の感想のロゴ

イラスト:ウロコくんが、ガッツポーズしている 今回挑戦したのは、イタリア・シチリア島発祥の夏野菜の煮込み料理「カポナータ」。
本来であれば、野菜を素揚げにしたり、トマトの皮をむいたりしますが家庭で簡単に作れるよう省略しています。
なので、切った野菜を煮込んでいくだけのシンプル調理!
手に障がいのある私にとって、細かい作業を省略できるのでとても楽でした。
ところが、でき上がったカポナータを見て子供たちは「肉は入ってないの?」と物足りない様子。
確かに料理のアレンジとして鶏肉やソーセージを入れても良かったのですが、 今回はあえて野菜のみにしました。
子供たちに「一口だけ」と説得して食べてもらいました。
すると不機嫌そうな顔から一転し「おいしい!」と満足した表情に。
オリーブの香りと甘酸っぱい味がとても合っていたようで残さず食べてくれました。
パスタソースやクラッカーのトッピングなどにもおすすめなので、作り置きしておくと便利です。
さまざまなアレンジができる「カポナータ風」を作ってみてはいかがでしょう。

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