みなさんは、普段、どのようにして時間を認識していますか?
「そんなの考えたことないよ!」という人も多いかもしれませんが、発達障がいのある人の中には、「時間感覚」が曖昧で時間の把握を苦手だと感じている人も多いです。
今回ご紹介するのは、そんな困りごとを感じている人に役立つ便利グッズ「時っ感タイマー 3・2・1! 色で時間を実感&光ってお知らせ」(以下、「時っ感タイマー3・2・1!」)です。ぜひご覧ください。
発達障がい者と時間感覚
発達障がいのある人には、「時間感覚」が曖昧という特性があります。
そのため、さまざまな困りごとがあります。
例えば、過集中により、作業予定の30分間に1度も時計を見ず、気付いたら残り3分で間に合わない。
他にも、時間感覚がずれているため、作業中どのくらいの時間が経っているか全く見当がつかない。また、ワーキングメモリーが少ないことで以前の作業時間を記憶できないため、作業時間を予測することが困難になることなどがあります。
「時っ感タイマー3・2・1!」とは
時間の経過を視覚的に認識できるタイマーです。
通常の針時計と同様の円形の位置に、5分ごとに数字が振られており、残り時間が1分ごとに赤色の目盛りとなって表示されます。カウントダウン方式で減っていき、ゼロになると自動でカウントアップ方式に切り替わるので超過時間の計測も可能です。
カウントダウンの終了を音と光で知らせてくれますが、音はon/offの切り替えもできます。
製品仕様
【商品名】「時っ感タイマー 3・2・1! 色で時間を実感&光ってお知らせ」
【電子アラーム】音あり・なしの切替可 鳴動時間:約60秒
【音量】約60~70dB 単4乾電池2本使用(別売)
【設定可能時間】カウントダウン時:最大60分・最小1分
カウントアップ時:最大60分
【サイズ】商品:94×98×50mm・パッケージ:170×115×55mm
【カラー】ホワイト・バイオレット・ブルー
【価格】3,600円(税込価格:3,960円)
その困りごと「時っ感タイマー3・2・1!」が解消!
発達障がい(ADHD)の編集部員が実体験し、感じた便利ポイント3選。
「なぜか時間内に終わらない」を解消
時計を逆回りするようにデジタル表記の赤い目盛りが減っていき、残り時間が色で分かるので、視覚的に「あとどれくらいの時間が残っているのか」を実感できます。
画面の真ん中にデジタルの時間表記があるので、数字としても認識できます。
時間の見通しを立てるのが苦手な人には特におすすめです。
「過集中」や「時間感覚のずれ」を予防
ゼロになると自動で時間がカウントアップ方式に切り替わるため、オーバータイムがわかり、トータルでかかった時間を知ることができます。
過集中になりがちな人や、イメージしていた時間と実際にかかる時間にギャップがある人に特におすすめです。
「先延ばし癖」の対策に
スタート前に画面上で「3・2・1」のカウントダウンが入るので、「よーいスタート」で作業に取り掛かりやすくなります。
取り掛かるまでに時間がかかってしまい、作業時間が超過してしまう人におすすめです。
ご担当者からのコメント
時っ感タイマー3・2・1!は、時間の経過を色で実感できるデジタルタイマーです。
スタートボタンを押した際に出る、「3・2・1」のカウントは、他のデジタルタイマーには無い、楽しんで使っていただける特徴の1つです。
また、従来のよくあるデジタルタイマーだと、「分」「秒」のボタンを何回も押さないと時間設定ができませんでしたが、ダイヤルをまわすだけで直観的に時間設定ができるところもポイントです。
難しい動作が必要ないので、こどもでもカンタンに操作していただけます。
このタイマーが、自分で時間を決めてルールを守ることや、時間感覚そのものを学んでいく際のアイテムとして、お役に立てれば幸いです。
会社概要
会社名:株式会社ソニック
所在地:〒544-0001 大阪市生野区新今里1-11-3
TEL:06-6752-3625
「株式会社ソニック」HPはこちら(新しいウィンドウが開きます)
「時っ感タイマー3・2・1!」は、5分ごとに振られている数字の位置が時計の位置とリンクしているため、ADHD(注意欠陥・多動性障がい)で視覚からの情報を理解しやすい視覚優位の特性がある私にとっては、残り時間を理解しやすいと感じました。
また、普通のタイマーと違い、ゼロになった後カウントアップしてくれることで、トータルでかかった時間を計測することができるので、時間設定もうまくできるようになると思います。
発達障がいではないという人であっても、時間管理が苦手な人、そうでない多くの人にも使っていただきたいかわいいいデザインのタイマーです!ぜひ、お試ししてはいかがでしょうか。