前回同様災害想定やルールの設定で訓練のシナリオが完成しました。では当日の模様を写真を交えながらお伝えします。
本部情報救護受付チーム:7人、うち障害者6人(視覚3人、聴覚1人、車椅子2人)
こちらがメインチームです。ここに多くの情報が集まり、対応が求められます。
当日はさほど混雑もせず、受付用紙への記入もスムーズでした。
水管理・炊飯チーム:15人、うち障害者4人(聴覚4人)
飲料水を4リットル入りのビニール袋で200袋準備しました。参加者が200人を超えることがなかったため、かなり余りました。
明かりチーム:5人、うち障害者0人
発電機を会場からやや離れたところに設置したため、音はそれほどうるさくありませんでした。
床チーム:11人、うち障害者0人
間仕切りダンボール2つを、知的障害の子とその親、視覚障害者が利用しましたが、好評でした。
トイレチーム:15から16人、うち障害者1人(聴覚1人)
行なう作業量が多かったのですが、15~16名がこのチームに参加し、初めての作業を協力し合ってこなしました。
被災地で実際に行なっていることですが、プールの水を人海戦術で汲んでそれを使ってトイレで流し、マンホールトイレを組立て使用できるようにしました。
実際にトイレを使用した方からのコメントで設置場所は別として、普通のトイレとそう変ったところは少なく好評でした。ただ、屋外に設置したマンホールトイレは、雨のため利用する人が少なかったことが残念です。