「東日本大震災」から2年が経とうとしていますが、今だに大きな地震が起きていますね、最近でも東北地方で震度5を超える地震が発生したばかりです。
前触れなく襲ってくる地震ですが事前にわかれば、あわてずに安全な行動ができるのではないでしょうか?
今回紹介する「グラピカ」はラジオの緊急警報放送・緊急地震速報を受信し地震の揺れを知らせます。
障がいのある方にも利用しやすいデザインとなっているほか、多くの機能を有しているので防災備品の一つとしてはいかがでしょう。
防災ラジオライト「グラピカ」とは?
緊急警報放送・緊急地震速報を受信するとラジオとライトが自動で起動します。
視覚障がい者の方にはラジオの音声で聴覚障がい者の方にはライトの光で知らせてくれます。
本体を「監視中」モードにして寝室に置いておけば、夜間就寝中に受信しても暗闇を明るく照らしてスムーズに避難できます。
もし、逃げ遅れてしまった場合でも「サイレン」ボタンを押すことで助けを呼ぶこともできます。
緊急警報放送・緊急地震速報の使用方法
- 本体の音量調整つまみをまわしてラジオを起動します。
- お住まいの地域で緊急警報放送・緊急地震速報に対応しているAM/FM放送局の周波数をプラス・マイナスボタンであわせます。
- 放送局を選んだら「設定/待機ボタン」を長押し、液晶画面の「設定」文字が3回点滅するまで押し続けると設定されます。
- 再度「設定/待機ボタン」を1回押すると、液晶画面に「監視中」と表示され待機状態になります。待機状態の解除は「設定/待機ボタン」を長押します。
機能
- ラジオの緊急警報放送/緊急地震速報に連動して、ラジオが自動起動・LEDライトが自動点灯
- 懐中電灯としても、ランタンとしても使える2Way仕様
- 緊急時に役立つサイレン機能
- 長期の停電時に便利な手回し充電機能・携帯電話等への充電が可能な充電出力端子付
- FM/AM両対応ラジオ搭載
非常用としての機能が多いことはうれしいですよね。そこで、防災ラジオライト「グラピカ」のポイントをまとめてみました!
音と光の連動で「警報・速報」を伝える
緊急警報放送・緊急地震速報を受信する機器は色々ありますが、音声で知らせるものが多く、聴覚障がい者には伝わりません。
「グラピカ」はラジオの音声とともにLEDライトが点灯するので聴覚障がい者も分かるようになっています。「グラピカ」に変化が起きたら警戒です。
ゆうゆうゆう編集部のおすすめ設定方法!
ラジオのNHKを受信して「設定/待機ボタン」を長押しするだけで設定完了。あとは常に待機状態にしておきましょう。
NHKでは毎月1日の午前11時59分から12時に緊急地震速報の試験信号放送を実施しています。実際に受信してみると、ライトの光だけですが動作確認できました!
便利な手回し充電機能
充電機能があり、電池切れの心配がありません。充電用のハンドルを1分間回すだけで、ライト照明38分、ラジオ8分使用できます。
そのほか、本体のUSBポートから携帯電話/スマートフォンへの充電も可能です。
頼りになる「情報源」
災害時における情報源として、テレビやラジオは有効な情報収集手段です。AM/FMラジオで正確な情報を得ることができます。
最近ではインターネット配信が注目されています。
使用例として、聴覚障がい者が携帯電話やスマートフォンを充電しインターネットで視覚情報を受信したり携帯をメモ帳代わりとしてコミュニケーションを図ることができると考えられます。
販売元からのコメント
東日本大震災は日中に発生しましたが、地震は深夜に発生することもあり得ます。
深夜の就寝時に地震が発生した場合、室内に明かりがあることで安心感につながり、その後の避難準備が落ち着いて行えるのではないかと考えこの製品を企画しました。
本製品には充電池が内蔵されておりますが、いざというときに電池が切れていると役に立ちませんので、待機時には常にコンセントにつないでおき、フル充電状態を維持してご利用いただくことをお勧めいたします。
株式会社フォースメディア
〒141-0022 東京都品川区東五反田1-13-12 COI五反田ビル9F
【お問い合せ】
TEL:03-5798-5609
(受付時間は、平日午前10時から12時、午後1時から5時まで)
Eメール:jforce_support@forcemedia.co.jp
本体の大きさはホームセンターで売っている単一電池2個を使用する懐中電灯とそれほど変わりません。
しかもライト、ランタン、ラジオ、充電と機能がより充実しています。非常用持ち出し袋に「グラピカ」一つだけでよく、場所をとりません。
つまり別々に準備する必要がなくなります。
車いすを利用している方でも、本体にネックストラップが付いていて両手が使えるので移動するのに困りません。
本体の設定ボタンは押しやすい大きさ、配置もわかりやすくなっていて、ラジオの周波数や設定状況はデジタル画面で表示され確認できます。
「本当に監視しているの?」と不安な方は、ラジオで緊急地震速報の試験放送を受信してみると良いと思います。
なんといっても、今やどこへ行くにも手離せなくなった携帯電話やスマートフォンの充電がこれ一台でできるのはうれしいです。
電池の消耗が早く必要なときに限って使えない経験をした方も多いのでは?
非常時に限らず釣りやキャンプ、市民農園で野菜作りなど楽しんでいる方がもって行けば出先で給電できるほかラジオも聞けてとても便利です。 頸椎損傷で手が不自由な私でも廻して発電できました。
「グラピカ」は防災グッズとしてではなく、日常生活やアウトドアにも活躍してくれる優れものです。
こうした便利な商品が増えて、私たちの生活がより快適になるといいですね。