「食欲の秋」は、おいしいものがたくさん実る季節ですね。
つい食べ過ぎてしまい、体重計で体重をチェックする人も多いのではないでしょうか。しかし、視覚障がいがある人の中には、体重計の表示画面を見ることが難しい人もいます。
そこで今回は、株式会社タニタの「体組成計（注1） インナースキャンVoice BC-202」をご紹介します。 音声で体重や体脂肪率などが確認できるため、視覚障がい者にも使いやすいです。
実際に、視覚障がいの編集部員が使用してみて感じたポイントをお伝えします！
ぜひ、ご覧ください。

（注1）タニタでは、体重、体脂肪率、筋肉量や基礎代謝量、内臓脂肪レベル、推定骨量、体水分率など（機種によっては、この一部）の計測ができる機器を「体組成計」としている。

タニタとは

「はかる」を起点とした健康習慣の提案を通して、世界の人々の健康づくりに貢献している会社です。
主に、健康計測機器の開発・販売を行い、主要製品には、家庭用・業務用の計量器となる体組成計、ヘルスメーター、クッキングスケールなどがあります。
2005年に女性向けフィットネスの「タニタフィッツミー」、2012年に「丸の内タニタ食堂」がオープンし、2014年には企業や自治体向けの集団健康づくりパッケージ「タニタ健康プログラム」の提供を開始しました。
製品の開発・販売業から「健康をつくる」サービス業へと幅を広げ、国内にとどまらず海外へ進出し、さまざまな事業を展開しています。

使いやすさのポイント

それでは、実際に使って感じた内容をレポートします。

「音声ナビ」で操作がラクラク！

使用前に、生年月日や身長、性別などの情報を登録する必要があります。
その際、音声ナビに従ってボタン操作で簡単に設定できます。
取り扱い説明書を読んだり、表示部分を目で確認する必要がないので、見えない・見えにくい人などのストレスが軽減されます。
音声ナビでは、「丸い決定ボタンを押す」など具体的に説明してくれるのでわかりやすいです。

音声で体組成がわかる！

計測後は自動で、体重、筋肉量、体脂肪率、内臓脂肪レベルなどの数値を音声で知らせてくれます。
表示画面が見えない・見えにくい人にとって助かる機能です。
もう一度確認したい場合は、聞きたい項目のボタンを押すと再度読み上げます。
また、イヤホンをつけることができるので他の人に聞かれる心配もありません。

乗るだけで計測する人を認識！

本体に乗るだけで登録している人を認識して、計測します。
以前のタイプは登録番号のボタンを押してから乗っていましたが、その手間がありません。
また、指定の場所に足が置けていないと、「測定できないので位置を合わせて」というアナウンスもあります。

ご担当者からのコメント

「体組成計　インナースキャンVoice BC-202」は視力に不安のある方や、目の不自由な方など、表示部が見えづらいというお客様の声に応えてつくった体組成計です。
初期設定の手順を音声でガイドするのに加え、計測結果を音声でお知らせするのが特徴です。また音量は大・小・オフの３段階に切り替えられるほか、イヤホンジャックも備え、計測結果のプライバシー保護にも配慮しました。
計測時に足元が安定する横に広いボディーを採用したり、かかと側の電極に乗る位置の目安となる立体的な目印をつけたりするなど、「使いやすさ」と「安全・安心感」に徹底的にこだわった商品です。
この他にもガンダムやハローキティなどさまざまなキャラクターの声でお知らせするボイス体組成計を展開しています。

会社名：株式会社タニタ
所在地：〒174-8630　東京都板橋区前野町1-14-2（本社）
TEL：0570-099655（お客様サービス相談室）

「株式会社タニタ」についてはこちら（新しいウィンドウが開きます）