2024年03月12日掲載
みなさんは、普段の生活の中で「忘れもの・なくしもの」が多くて困ることはありませんか?
きっと多くの人が、財布や定期入れなどを落としてしまって大慌て!家を出る前にスマートフォン(以下、スマホ)や鍵を探してバタバタ…なんて経験があると思います。
そんな経験がある人の中でも、特に「忘れもの・なくしものが多い」と言われているのが、発達障がいの一種であるADHD(注意欠陥・多動性障害)です。
ADHDのある人たちの悩みを解決してくれるアイテムが、今回ご紹介するアンカー・ジャパン株式会社から発売された「Eufy Security SmartTrack」(以下、スマートトラック)です。
財布に入れられるカードタイプと、鍵につけられるようなタグタイプの2種類があり、実際にADHDのある編集部員が使用してみました。ぜひ、ご覧ください。
「Eufy Security SmartTrack」とは
Ankerグループのスマートホームブランド「Eufy」(ユーフィ)から発売されている、紛失防止タグです。
Ankerグループは高品質のスマートデバイス周辺機器を開発・製造する、ハードウェアメーカーです。
Eufy はイノベーションで生活にゆとりをもたらす、Ankerグループのスマートホームブランドです。
選べる2タイプ
タグ型(SmartTrack Link)
穴が開いているのでそのままキーチェーンなどに取りつけられます。
- サイズ:約37×37×6.5mm
- 重さ:約10g
- 電池寿命:最大1年間(電池交換可能)
- 防水規格:IPX4
- 価格:2,990円(税込み)
カード型(SmartTrack Card)
財布や定期入れに入れることができ、同封のクリップを使用することで手帳やパスポートにもつけることができます。
- サイズ:約85×54×2.4mm
- 重さ:約12.4g
- 電池寿命:最大3年間(電池交換不可)
- 防水規格:IPX4
- 価格:3,990円(税込み)
実際に使ってみた!スマートトラックの便利ポイント
双方から音が鳴って位置を知らせることが可能
スマホからスマートトラックを鳴らすだけでなく、スマートトラックからスマホを鳴らすこともできます。
スマホを見つけるには、スマートトラックのボタンを2回押します。
スマートトラックを見つけるには、Eufy Securityのアプリを操作すれば音を鳴らすことができます。
室内であれば、多少離れていても鳴っている場所がわかるくらいの音量が出ます。
Android・iPhoneそれぞれに対応
Androidユーザーは、純正アプリであるEufy Securityで「スマホから端末を鳴らす」「端末からスマホを鳴らす」「置き忘れ通知」「デバイスの共有」の4つの機能に対応。デバイスの共有では最大6つのアカウントを登録でき、家族間等で情報のシェアが可能です。
iPhoneユーザーは、Eufy Securityでは、「置き忘れ通知」機能が利用できないので、Appleの「探す」アプリから使用できます。
通知をオンにすると、端末が手元から離れた際に通知が届くので、置き忘れを未然に防げるのでとても便利です!
また「通知しないエリア」を設定し、通知をオフにもできます。
「探す」ではBluetooth圏外でも現在位置を知ることができるため、広範囲で探すことができます。
なくしものをGPSで探せる!
Eufy SecurityアプリではBluetoothが切れた位置を特定。いち早く落とした場所に戻り、「鳴らす」機能を使用すれば素早い発見に繋がります。
また、拾得者がスマートトラック裏面のQRコードをスキャンすることで、持ち主と連絡が取れます。
なくしたものを自分で取りに行くことが難しい場合でも安心です。なお、なくした際にのみ紛失モードをオンにすれば、連絡先を非表示にもできます。
会社情報
会社名:アンカー・ジャパン株式会社
所在地:〒101-0063 東京都千代田区神田淡路町2丁目101番地 ワテラスタワー 9階
事業内容:ハードウェアメーカー
ご担当者からのコメント
財布やカードケースのカードポケットにスッキリと収まる【約2.4mmの薄さ】と【クレジットカードほどのサイズ】が特徴のカード型「Eufy Security SmartTrack Card」と約3.7cm四方の小さなタグ型で鍵やバッグにも取り付けやすい「SmartTrack Link」、2種類の紛失防止トラッカーです。
自分の持ち物に合わせてお選びいただくことができ、様々なシーンで大切な持ち物を守り「なくしものが、無くなる」ことを体験いただけます。
私は、ADHDの影響で頻繁に物をなくしてしまいます。
この障がい特徴は、大人になってから受けたADHDの診断で「子供の頃、よく鍵を忘れましたか?」と真っ先に聞かれるほど大きな特徴です。
私の場合は、外出中に紛失してしまうというよりも、家の中で「見つからない」ことが多いためスマートトラックは家の中で大活躍!
そして、スマホとスマートトラックの両方から鳴らすことができる仕様は、スマホを無くしがちな私にはとても便利に感じました。
また、ADHDの子供が持つものに入れることで、親御さんが安心して物を預けられるという活躍も期待できそうです。
ADHDのある人ではなくつい忘れものをしてしまう人も、この機会に忘れもの・なくしもの対策をしてみてはいかがでしょうか?