2012年01月20日掲載
気になるお部屋やホテル館内の設備、サービス内容について、ユニバーサルデザインポイントをご紹介!
バリアフリープラン客室の設備
ユニバーサルデザイン対応客室(富士山側)
室内はフルフラット。
車いすを利用されている方にも使いやすいようリクライニングベッドを2つ設置。
トイレやお風呂場は手すり付き。また、座ったままシャワーを浴びることができる座シャワーを設置。
以下よりバリアフリー対応ルーム一覧をご覧いただけます。
バリアフリー対応ルーム一覧(新しいウィンドウが開きます)
ホテル館内の設備
トイレ(ユニバーサルデザイン対応)
東館1階に2箇所(内1つはオストメイト対応多機能型)、西館3階から6階に各1箇所の計6箇所に設置。
スロープ
ロビー階のエントランスに1箇所、玄関前に2箇所(内1箇所は左右に手すり有り)
貸切風呂(河口湖温泉引き湯)
フラットな施工で車いすの方でもご利用いただける、富士山眺望の「檜」「陶器」風呂(10名様対応のレークビュー貸切風呂も有り)
サービス
展開食
一口大、きざみ食、極きざみ食、ミキサー食の展開食にできる限り対応(お粥の用意も有り)
備品の貸出し
車いす、移乗台(入浴補助)、シャワーチェアー、おむつ用ごみ箱、手すり(入浴補助用と、立ち上がる際の客室用)、浴槽内いす、ベッドガード
富士レークホテルからのコメント
平成11年に都内在住のコンサルタントから『これからは高齢化社会が到来する』と指南され、第1号ユニバーサルデザインルームの整備に至りました。 背景としては、もともと井出なほ専務が主軸となり、昭和60年頃より“精神障害者社会適応訓練事業”に取り組んでいました。 山梨県当局や保健所からも障害者雇用推進のモデル法人として高く評価いただきながら、常時3から5名の精神障害者雇用に取り組んで参りました。 そういった社風がユニバーサルデザインコンセプトの導入に「当たり前」に取り組めた要因だと思っております。
ユニバーサルデザインコンセプトを導入しようとした当初は「現場の従業員さんから理解頂けない」こともありました。 しかしながら、お客様をお受入していく中で、次第に理解頂けるようになり、更には非常に協力的になって来てくれていると感じています。 お客様から「こんなにまできめ細かいUD対応をしてくれる施設は他にないです」というお声を聞くことが少なからずあります。 やはり、お客様からお聞かせ頂く“直接のお声”から手応えを感じることが多いです。 現在は東館4、5階にほぼ集中しているユニバーサルデザインルームですが、将来は東西両館の全室バリアフリー化を目指しています。 さらに、当ホテル専用桟橋から出航するモーターボートのユニバーサルデザイン化にも取り組み、送迎に際しては車いすに乗ったまま乗降が可能な車両を近々導入する予定です。
いかがでしたか? 車いすの方でも安心して宿泊できるよう配慮されていたと思います。 お部屋からお風呂と使いやすいよう工夫され、食事に関しても食べやすいようサービスがあって至れり尽くせりです。 このようなホテルが増えて、誰でも気兼ねすることなくリフレッシュできるようになるとうれしいなと思います。