今年も残すところあとわずか！
冬も本番となり空気も澄みわたって、綺麗に見える景色やイルミネーションを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
しかし、車いすを利用している人は、一人で移動することが難しい場合があります。
そこで、今回は車いすの方でも、普段の目線の高さとは全く違う都心の景色が楽しめる「東京シティビュー」を紹介します。
車いすユーザの編集部員が実際に訪問し、バリアフリー状況をチェックしてきました。ぜひ、ご覧ください。

「東京シティビュー」とは

東京シティビューは、東京の中心に位置する「六本木ヒルズ森タワー」の52階にある屋内展望回廊と、屋上の屋外展望回廊「スカイデッキ」（注1）をあわせた展望施設のことです。
今回訪れた屋内展望回廊からは、東京のランドマークである、東京タワーや東京スカイツリーなどはもちろん、天候が良ければ富士山が一望できます。
また、52階には「森アーツセンターギャラリー」やレストラン・カフェがあり、一年を通して「都市型エンターテイメント」をテーマに、眺望と融合したイベントや展示会が開催されていますので、自分好みのものを探す楽しみがあります。

現在は、都心の夜景とヴァーチャルの星空が共演する「HUAWEI presents 星空のイルミネーション」が開催されています。（2017年1月29日まで）

障がい者手帳をお持ちの方とその介助者（1名まで）は、52階屋内展望台の当日料金が半額となります。入館の際に、チケットカウンターにて障がい者手帳を提示してください。
なお、52階屋内展望回廊内で開催されるイベントについては、一部段差などが含まれる場合もあります。
（注1）階段があるため、屋上の屋外展望回廊「スカイデッキ」は、車いすを利用している人は、入場できません。

バリアフリー情報

東京を一望できる展望台、東京シティビューのある六本木ヒルズは、基本的に全面バリアフリーで通路も広く、車いすユーザでもストレスなく移動することができます。また、森タワーの地下駐車場『P2』には、身障者用スペースや多目的トイレが完備されているため安心です。

館内には、お子様連れやご年配の方、体の不自由な方への施設やサービスのご案内「ユニバーサルガイド」が棚に立てかけてあり、自由に持ち帰れます。
なお、森タワー（ヒルサイド）2階の総合インフォメーションでは、車いす・ベビーカーのレンタルサービス（注2）を行っています。
（注2）受付時間や利用規定などの詳しいことは、インフォメーションでお問い合わせください。