「バリアフリー美容室」に行って綺麗になろう!

美容室って、なんとなく入りづらかったり、「この店で大丈夫かな?」と、迷ったりすることがありませんか?入り口や店内の段差も気になります。
今回は、誰でもが安心して出かけられるバリアフリーな美容室を探してみました。 そして、素敵なお店を見つけました!東京都三鷹市の一角にある、「ユニバーサルスタイル」の美容室「Liberty House」。早速、取材させていただきましたので、写真とともにご紹介しますね。

画像:左は美容室の外観。洋風の明るい作り。右は美容室の出入口。観葉植物と大きな取っ手が印象的なドア。

お店のバリアフリー度チェック!

まず、入り口です。お店の前にある駐車場(6台分の駐車スペースがあります)から店内へは、ゆるやかなスロープになっていて、車いすの方でも、スムーズに入ることができます。ドア周辺に飾られた、色とりどりの季節の花が出迎えてくれました。
中に入るとまず正面に、大きなソファーとテーブルのある待合室。脇には薪ストーブが置いてあって、全体に木のぬくもりを感じるゆったりした店内です。床は段差がなくフラットなので、つまづく心配もないし、楽に移動できるのがうれしいです。
写真:間接照明のあるトイレ。車いすのまま流しが使えるように作られている。 ちょっと、トイレをのぞいてみました。引き戸をあけると、誰でもが使いやすい十分な広さで、手すりもちゃんとついています。洗面台の高さや鏡の位置は、車いすの方が使いやすいように配慮されていました。
さて通常、美容室では、髪をカットしたり、パーマをかけたりする度に移動することが多いですよね。この美容室では、車いすのまま鏡の前で全ての作業が出来るようになっています(シャンプーを除く)。鏡も車いすの方から見やすい高さにセットされています。
写真:少し低めの鏡。店内は木目調を基調としている。シャンプー台にも注目です。いすに座ったまま、後ろに45度くらい体を倒した位置でシャンプーしてもらえます。実際に試してみたら、完全に横になるシャンプー台に比べて、背中に負担がかからず快適でした。作業する美容師さんにとっても、作業しやすいメリットがあるそうです。

島田さん(店長)からのコメント

写真:車いすユーザでも乗降り出来るリフト付きのワゴン車を操作する店長と、そのリフトから降りる編集部員。 以前のお店は2階にありましたので、お客様の高齢化に伴い、できればより多くのお客様がご利用できる美容室をと思い、移転に踏み切りました。以前から計画を暖めていたバリアフリーのお店を友人の建築家と試行錯誤した末に出来上がった今の店に、身体にハンディーをお持ちのお客様を始め、多くのお客様からの居心地の良い美容室とお褒めのお言葉を頂いております。
外国人の方はもとより(私が若かりし頃アメリカに滞在していた際に、カリフォルニアの美容免許も取得しておりますので外国人の方もお気軽にいらしていただきたいと思います)、ドッグ同伴OKなので、盲導犬や介助犬などと一緒に来ていただくこともできます。また、聴覚障がい者の方には、FAXでの予約受付もお待ちしております。お客様には、髪型を変え、気分をリフレッシュして、綺麗になって、笑顔で帰っていただければ最高の幸せと思っております。これからも、たくさんの方にご利用していただけるお店を目指していきたいと思っております。

Liberty Houseのお店情報

所在地: 東京都三鷹市大沢6-3-18
電話&FAX: 0422-33-1636
営業時間: 9時30分から18時
Email: info@liberty-h.com
アクセス: 西武多摩川線 多磨駅より徒歩10分。中央線三鷹駅より朝日町行き52番のバスで「野川公園入り口」下車徒歩1分。
「Liberty House」についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)

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