日常生活において、家電製品は毎日使う必需品で、リモコンで操作するものも多くなってきているのではないでしょうか。しかし、障がいのある方の中には、リモコンのボタンが押しづらい、どのボタンを押したのか見て確認することが難しいなどのバリアが存在する場合があります。
そこで、今回は東芝ホームアプライアンス(株)の声で操作できるリモコン「ボイスコントローラ VOiPY(ボイピィ)RB-VC01」をご紹介します。
優れものです。製品のポイント、実際に視覚障がい者が使ってみた感想などお届けします。

ボイスコントローラ VOiPY(ボイピィ)RB-VC01の特徴

音声認識機能を搭載

コントローラ上面中央にあるスタートボタンを押す、またはボイスコントローラの近くで、3回手をたたくとボイスコントローラが起動します。音声認識受付状態になると、「ピコ」と鳴り、お知らせランプが青色に点灯します。

ワード登録機能で操作がラクラク

あらかじめ登録された「暖房」「さむい」「停止」などの音声認識ワード(26個)で21通りの操作ができます。「おまかせ」「おすすめ」「節電」などの省エネ・節電機能もあります。

操作内容が音声で確認できる

「冷房28度、自動風で運転します」などの内容をボイスコントローラから音声でお知らせします。

ゆうゆうゆう編集部員の感想

【視覚障がい者】

視覚に障がいがあると、リモコンのボタンや表示されている内容の確認が難しい場合があります。
弱視の私は、ふとボタンを押してしまった場合、リモコンの表示画面を見ても何の機能のボタンを押したのか把握できないため不便を感じます。
その点、音声による操作や操作内容の確認ができるのは便利なことです。「暑い」としゃべると温度が1度下がり、「暖房」としゃべると運転メニューがその通りに切り替わるため、ストレスなく操作できると感じました。