2018年04月27日掲載
前回ご紹介したブラインドマラソンの世界大会「2018World Para Athletics Marathon World Cup(2018ワールド パラアスレチックス マラソンワールドカップ)」が4月22日に開催されました。
当日は気温が上がり晴天の中、約4万人のランナーが出走!
招待選手のエリートランナーとともに日本ブラインドマラソン協会から日本代表選手が各カテゴリで参加しました。
大会結果は、昨年視覚障がい女子で優勝した道下選手が2連覇という快挙でした。
以下、入賞選手の結果です。
2018ワールド パラアスレチックス マラソンワールドカップの概要
大会名: | 2018ワールド パラアスレチックス マラソンワールドカップ (2018World Para Athletics Marathon World Cup) |
日時: | 2018年4月22日(日) |
場所: | イギリス ロンドン |
日本出場選手: | 男子T11/12:5名、男子T13:1名、女子T11/12:4名 |
最終順位
順位 | 名前 | タイム | クラス | 伴走者 |
---|---|---|---|---|
1位 | Alberto Suarez Laso(ESP) | 2:28:49 | T12 | – |
2位 | El Amin Chentouf(MAR) | 2:29:05 | T12 | – |
3位 | 熊谷 豊(JPN) | 2:39:10 | T12 | – |
4位 | Nacereddine Kerfas(ALG) | 2:40:23 | T12 | – |
5位 | 和田 伸也(JPN) | 2:42:18 | T11 | 中田 崇志/村上 康則 |
6位 | Gabriel Macchi(POR) | 2:44:02 | T12 | Martim Nunes/Jorge Rodrigues |
順位 | 名前 | タイム | クラス | 伴走者 |
---|---|---|---|---|
1位 | 道下 美里(JPN) | 3:04:00 | T12 | 志田 淳/青山 由佳 |
2位 | Edenusa de Jesus Santos Dorta(BRA) | 3:10:14 | T12 | Luiz Agripino da Silva |
3位 | Maria Paredes Rodriguez(ESP) | 3:13:20 | T12 | Lorenzo Sanchez Martin Rodriguez |
4位 | 青木 洋子(JPN) | 3:20:03 | T12 | 浮津 康宏/山口 遥 |
5位 | 藤井 由美子(JPN) | 3:34:01 | T12 | 上島 学/中島 貴明 |
順位 | 名前 | タイム | クラス |
---|---|---|---|
1位 | 高井 俊治(JPN) | 2:38:23 | T13 |
2位 | Tim Prendergast(NZL) | 2:45:34 | T13 |
3位 | Patryk Lukaszewski(POL) | 2:53:15 | T13 |
4位 | Harald JosefLange(GER) | 3:06:20 | T13 |
レースを終えた青木 洋子選手のコメント
初めての国際大会に出場して感じたことは、世界の壁は高かったということです。
今の自分の力を出し切って走りましたが、まだまだということを痛感しました。
レース当日は晴れて気温が上がり、走るには少し暑いくらいのコンディション。
ロンドンマラソンは、世界6大マラソンのひとつで、出走者数も多いですが、それ以上に応援が盛り上がっていたと思います。
私たちブラインドランナーのスタート時間は一般ランナーより1時間先になっていて、混雑を回避できるよう配慮されています。
そのため、スタートしてからも他のランナーと接触するなどのストレスがありません。
今回、チームジャパンのコーチからそれぞれに設定ペースと目標タイムが伝えられていました。
残念ながら目標タイムに1分届かず悔しい結果となりました。
この悔しさを次へとつなげていきたいと思います。
最後に、応援してくださった会社のみなさま、家族や友人、いつも支えてくださるみなさまに感謝します。
本当にありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願いします!
曇りや雨のイメージが強いロンドンとはうらはらに快適な天気でした。
観戦するにはもって来いの天気でしたがランナーにとっては厳しい暑さの中のレースとなりました。また、観戦する人の多さに圧倒されました。
ロンドン市民の一丸となった応援は、選手の背中を押し大きな励みになったのではないでしょうか。
今回は日本チーム選手として参加した弊社社員青木選手が4位と入賞を果たし、大きな自信になったのではないでしょうか。
これからもブラインドマラソン日本チームを応援し続けます。