みなとみらい駅直結!動物たちとふれあえる屋内型パーク「オービィ横浜」

年末年始、どこに行こうか悩んでいる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しかし、身体に障がいがあると移動や施設のバリアフリー設計が気になり、外出を断念してしまうことも珍しくありません。
そこで今回ご紹介するのは、動物と近くでふれあえる「オービィ横浜」です。
屋内で非日常の自然体験ができ、約50種類の動物たちを間近に観たり、ふれあえる施設です。
車いすユーザの編集部員が伺い、バリアフリー状況をチェックしてきました。
ぜひ、ご覧ください。

写真:ネコ、ヒヨコ、フクロウのアップ

オービィ横浜とは

写真:チケット売り場の様子 「株式会社セガホールディングス株式会社」が企画運営する大自然や動物たちの世界を体験できるエンタテイメント施設です。
ゲーム業界で培ったテクノロジーで、現実にはなかなか見ることができない自然や動物をリアルな迫力ある映像で楽しめます。
そして、身近な動物から珍しい動物まで近くで見ることができ、実際にふれあえる動物の数が多いのも特徴です。
2013年の夏にグランドオープンし今春にリニューアル!“ライブ感”あふれるエンタテイメントが増えた注目のスポットです。

施設のバリアフリー状況

施設は全面バリアフリーです。移動時の階段や段差での不安はありません。
なお、エレベータには車いす表示がある操作ボタンと手すりや鏡が取り付けられています。
ただし、「アースクルージング」「マウンテンゴリラ」「マウントケニア」の入り口付近は、長めのスロープになっています。

写真:チケットカウンター、入口、ファーストフロアの様子

「車いす貸し出し」 …無料の貸し出しを行っています。なお、台数には限りあります。お近くのスタッフにお申し付けください。
「多目的トイレ」 …オストメイトにも対応している多目的トイレは、ファーストフロアに完備されています。
「救護室」…気分がすぐれない時などに利用できます。お近くのスタッフにお申し付けください。

写真:救護室のベッドと車いすなど、多目的トイレのドアとトイレ内の様子

車いすユーザの編集部員が「オービィ横浜」を体験!

入場前にはスタッフの方から、各エキシビションの入退場前「手を必ず消毒しましょう!」など、いくつかの注意事項の説明があります。
聴覚に障がいのある方も安心して楽しめるよう、各エキシビションのカウンターならびに受付には、筆談ボードが設置されています。
また、スタッフの方は常にメモ帳も携帯しているので安心です。

『1F(ファーストフロア)』
◯アニマルガーデン(所要時間:15分)

日常生活では出会えない動物たちと出会える不思議な森を散策できます。
車いすで走行する場合、一部通路によっては車いす1台しか通れないほどの幅になっています。 本物の森のような作りのため、注意しながら進んでください。
カピバラ、ムツオビアルマジロ、ケヅメリクガメは、常時ふれあえます。 限定のふれあいイベントも行われており、ミーアキャットの背中をなでることが出来たり、インコやヨウムとのふれあいも開催されています。
(*私がこの部屋に入っている時、放し飼いにされているオニオオハシが頭上を飛び回っていました!)

各エキシビション

写真:まるでジャングルのような中を自走している編集部員とオニオオハシ、ケヅメリクガメ、ミーアキャット

◯アースクルージング(所要時間:10分)

写真:大型湾曲スクリーンで密林地帯の映像を見ている様子

写真:長いスロープを車いすで自走する編集部員の後姿 車いすで体験するためには、少し長めのスロープを上り下りする必要があります。
自走が難しいと思われる方は、介助してもらいましょう。
大型湾曲スクリーンで、空撮映像された自然が織りなすダイナミックな映像で地球1周約40,000キロメートルを仮想飛行で駆け巡ります。

◯シアター23.4(所要時間:約20分から30分)

日本最大級となる幅40メートル、高さ8メートルのスクリーンでみる映像は迫力満点です。
通常、自由席となり座席の指定はできませんが、障がいのある方は前の座席に優先して案内してもらえます。
上映する内容は、自然と動物のドキュメント映像で時期によって異なります。

◯フライトトレーニング(所要時間:約20分から30分)

オービィ内で飼育中のフクロウやインコなどが観客席の頭上を飛びまわる人気のイベントです。
テクテク歩く、かわいらしい鳥から優雅に宙を飛ぶ鳥まで、あなたの知らない“鳥の世界”をクイズと共に楽しめます。
*シアター23.4と同じ場所で行われます。

写真:オウムが飛び立つ様子とフクロウが飼育員の腕につかまっている様子

◯マウンテンゴリラ(所要時間:15分)

4Dシアターで、絶滅の危機に瀕する野生のマウンテンゴリラの貴重な映像を体験できるミニシアターです。
マウンテンゴリラの生活を至近距離でBBC Earth(注1)の取材陣が撮影しているので、まるで自分も取材陣の一員になった気分になれます。
(注1)英国BBCが製作した世界最高峰のネイチャードキュメンタリー。

◯マウントケニア(所要時間10分)

ケニア共和国中央にそびえるマウントケニアは標高5,199メートルあり、ケニア最高峰と言われています。
赤道直下にあるマウントケニアの1日の気温は、日中には約25度まで上がり、夜には約マイナス20度まで下がります。
その劇的に変化する1日の気温の変化を、2つの部屋を通過し3つ目の部屋で強風を浴びることで体感できます。
*車いすユーザの方は、必ずブレーキをかけるか介助が必要です。

◯キャットパラダイス(所要時間15分)

「初めてネコにふれる」というお子さんにオススメです。
キャットパラダイスでは、12種のネコたちとふれあえるので、ネコ好きにはたまらない癒しの部屋です!

写真:キェットパラダイス内の部屋の様子で窓はネコの目をモチーフにしている。車いすにじゃれるネコの様子

『2F(セカンドフロア)』
◯アニマルスタジオ(所要時間30分)

手のひらサイズの小さな動物たちとのふれあい体験ができます。 ハリネズミやモルモット、ウサギなどのほか小さなインコたちも。
意外なことに一番人気は「ひよこ」です!ひよこコーナーはいつも人で混み合っているかもいるかもしれません。

写真:フトアゴヒゲトカゲとハリネズミとコザクラインコを手にもっている様子

施設管理ご担当者からのコメント

イラスト:オービィ横浜の青と緑を基調にしたロゴ 2018年4月のリニューアル以降、小さなお子さまから年配の方まで幅広くお楽しみいただけるようになりました!
また駅直結の大型商業施設内にあるので、お買い物やお食事などとも併せてご利用いただくことが出来るので、非常に便利です。
天候や気温も気にすることなくお楽しみいただけますので皆さまのご来館、スタッフ一同心よりお待ちしております。

施設情報

所在地:〒220-0012 神奈川県横浜市西区みなとみらい3-5-1 マークイズみなとみらい5F
TEL:045-319-6543
営業時間:月から木曜日は、9時から21時。金から日、祝・祝前日9時から22時。(最終入館は終了時間の1時間前まで)
チケット:身体障害者手帳・療育手帳を提示すると、同伴者1名までパスポート料金が割引になります。
駐車場:身障者スペースのある提携駐車場は、マークイズみなとみらい(12台分)、ランドマークプラザ(18台分)、クイーンズパーキング(5台分)です。
*詳しくは、各ホームページをご確認ください。
『オービィ横浜』については詳しくはこちら(新しいウィンドウが開きます)

イラスト:編集後記

写真:大きな猫の模型の顎を撫でている編集部員 今回ご紹介した「オービィ横浜」は、横浜高速鉄道みなとみらい線「みなとみらい駅」に直結しています。 雨の日や移動が困難な体の不自由な方にとっては、アクセスが良いというのは嬉しいですね。
自然の厳しさと美しさ、その自然界でたくましく生きる動物たちをきっと身近に感じられるはずです。
聴覚障がい者向けに筆談ボードはありましたが、視覚障がい者向けには音声ガイドがあるとより良かったと感じました。
私が一番感動したのは、フライトトレーニングでした。 頭をかすめる位に近くを鳥たちが飛んでくるので、興奮すること間違いなしです!
鳥に関するクイズも勉強になりました。
みなさんも、ぜひ出かけてみてはいかがでしょうか。

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