2019年06月04日掲載
普段の生活に欠かせないモノのひとつ「掃除機」。しかし、車いすユーザにとって扱いやすい「掃除機」は数少ないといえます。
そこで今回は、パナソニック株式会社のハンディ・スティック掃除機をご紹介します。
とってもコンパクトなサイズで持ち運びに最適!使い勝手がよいので車いすユーザにとって重宝するすぐれモノです。
ハンディ・スティック掃除機「MC-SBU1F」とは
本体重量わずか530gのハンディタイプの掃除機で、付属品をセットすればスティックタイプに早変わり。
棚からテーブル、床面までさまざまな場面で活躍します。
「MC-SBU1F」仕様
サイズ:
55×59×314mm(ハンディタイプ状態)
55×91×1,072mm(スティックタイプ状態)
集じん容量
0.06L
カラー:3種類
グラファイトグレー、カーマインレッド、オリーブグリーン
社名:パナソニック株式会社
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編集部の注目ポイント
手軽に持ち運べるスリムな本体
直径わずか5.5センチの筒状のグリップは、握りやすくデザインされていて、掃除する方向にあわせて簡単に持ち替え可能です。ストラップ付きなので、手首に巻いておけばうっかり床面に落とす事もなく安心です。
充電式でコードレス
リチウムイオン電池を採用し、LONGモードは約30分の運転が可能です。運転モードは、HIGHモードとLONGモードの2種類が選べます。
コンパクトでもパワフルな吸引
コンパクトでも高性能小型モーターを搭載しているので、ゴミをしっかり吸引してくれます。アタッチメントも用途に合わせて「すき間用」「床用」ノズルが用意されています。
使用してみた感想-身体障がいのある社員から-
車いすユーザの場合、一般的によくあるタイプの家庭用掃除機では、持ち運びするのが大変です。
特に高いところや狭いところ、例えば出窓の台やテレビ台の上などにたまるホコリの掃除は一筋縄では行きません。
しかし、ハンディ・スティック掃除機であれば、取り回しがとてもラクで、吸引ノズルもとても細いので扱いやすく、チョットした隙間のホコリ掃除も苦労知らず。
充電式なので家だけでなく、特に細い隙間が多い車へ持ち出し車内清掃に威力を存分に発揮してくれました。
課題としては、広い部屋の床掃除をするとゴミをためる容量が少ないため、こまめに取り除かないと吸引力が落ちてしまうことです。ここは致し方ないことですが…
それもケースバイケース、普通であれば掃除しにくい箇所を、ハンディ・スティック掃除機なら非常に効率良く掃除できます。
移動範囲に制限が多い車いすユーザにとっては便利なアイテムだと思いました。
今回ハンディ・スティック掃除機をゆうゆうゆう編集部員が実際にパナソニックさんにお借りして使用してみました。期待通りのコンパクトさで持ったときの安定感はすばらしいと思いました。
狭い場所でこそ、より力を発揮する商品だと感じました。今回は車いすユーザが使用しましたが、片手が不自由な人にとっても利用しやすい製品と感じています。興味をもたれた方ぜひお店に見に行かれてはいかがでしょう。