2019年09月11日掲載
秋の気配を感じるようになり、家族や友人と出かける機会が増える時期ではないでしょうか。
しかし、障がいがあると一緒に楽しむことが難しいと、諦めてしまうこともあるかもしれません。そこで、そうした悩みを払しょくしてくれるお出かけスポットをご紹介します!
サンリオのキャラクターと触れ合えることで人気の「サンリオピューロランド」は、障がいのある人にも十分楽しめるテーマパークです。
今回、ゆうゆうゆう編集部の車いすユーザ、視覚障がい社員が実際に行き、その模様をレポートします。
サンリオピューロランドについて
東京都多摩市にある「サンリオピューロランド」は、1990年12月にオープンした屋内テーマパークです。
ハローキティなどサンリオのキャラクターたちと実際に触れ合えることで人気のスポットになっています。ライブショー、パレードショー、アトラクション、オリジナルグッズやフードなど、さまざまな楽しみ方ができます。
ファミリー層が客層の中心だと思われがちでしたが、最近は若い女性やアジアからの個人観光客などが増え、時代の変化とともに愛され続けています。
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それでは、サンリオピューロランドまでの行き方からお伝えします。
今回、私たちは車で行き、提携している駐車場は近くに3つあります。
私たちは、サンリオピューロランドの道を挟んで向かい側にある立体駐車場を利用しました。
駐車場からはエレベータで4階へ上がり、出口を左へ100mほど歩くとチケットブースがあります。
チケットブースでチケットを購入していざ入場!
その際、障がい者手帳を提出すると障がい者割引(注)が受けられます。
さらに障がいのある人には「ハートパス」という優先パスが発行されます。これは、アトラクションなどの利用時に、長い列に並ばずに案内してもらうことができるものです。
また、車いすユーザには、「車椅子ご利用のご案内」という紙を渡され、館内の移動、お手洗い、アトラクション、パレード観賞の利用に関する案内をしてもらえます。
特にパレード観賞を希望する場合、予め時間を予約しておくことができます。
(注)障がい者割引の他にも、学パス、アフタヌーン学パス、ラブラブペアなどの割引があります。学パスには学生証が必要です。
いよいよアトラクション体験です。最初は、ミュージカルショー「KAWAII KABUKI ~ハローキテイ一座の桃太郎~」。
こちらは、車いす席が数席設けられています。ハートパスを利用することで、車いすユーザだけでなく優先的に会場へ入ることができます。
一番前の席なので、ハローキティや出演者を間近で見ることができ、ハローキティ一座の魅力に引きつけられます。
コンセプトもしっかりしていて、子供から大人まで十分楽しむことができる内容です。中にはリピーターと思われる方々もいて大盛り上がり!
続いて人気のパレード!こちらも車いす席が設けてあります。
パレードが始まる前に、振つけを教えてもらいみんなで一緒に踊って観戦!
編集部員もキティちゃんワールド一色についついはまってしまいました。
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