2019年09月11日掲載
ピューロランドレポートの続き
次はレディキティハウスへ。
ここはハローキティのおうちで、バラの庭園があったり、ドレッサールーム、茶室など女の子が憧れるお部屋と、セレブなおもてなしの心が満載!
雰囲気もかわいらしく、まるで自分がお姫様になった気分を味わえます。
最初に、映像による説明がありますが、英語などの字幕がついていて、海外から訪れる人たちを意識して工夫されていました。そこに、日本語字幕があると聴覚障がいの人にもわかりやすくなり、さらに良くなると思いました。
また、バラの庭園は一部階段があるので、車いすだと利用が難しいでしょう。
いたるところで写真撮影でき、最後にはキティちゃんと一緒に記念撮影ができます。写真が気に入ればかわいいフォトフレームに入った写真を購入することができます。
アトラクションなどを体験した後は、しっかり栄養補給!
レストランとカフェがあり、今回はキャラクターと触れ合える「館のレストラン」へ行きました。
障がいのある人だけで来場した場合には時間帯や混雑具合にもよりますが、サポートしてもらうことができます。
ここでは、和・洋・中60種類のメニューを堪能できます。もちろんデザートも充実!お好みの食事をテーブルに運び、楽しい食事タイムです♪
食事を選ぶカウンターは車いすでもとりやすい高さになっていましたが、プレートなどを置く棚などがついているとさらに便利だと感じました。
食事している間、各テーブルをキャラクターが回ってご挨拶に来てくれます。
この日は、シナモロール、ポムポムプリン、ディアダニエルがテーブルに来てくれました!編集部みんなで大喜び(笑)
そして最後は思い出に残る一品を購入できるおみやげショップのエントランスショップへ。
キャラクターのお菓子、ぬいぐるみ、ストラップ、文房具などさまざまあります。小さい子どもが多いということもあり、モノがある場所の位置が低めになっているところがポイントで、車いすの目線にちょうど良かったです。
障がいのある人にも安心の設備
●地下駐車場
障がい者用駐車場完備。雨の日でも安心です。
ただし、台数に限りがあるので来場予定日の前日までにサンリオピューロランドのゲストセンターへの申し込みが必要です。
●多目的トイレ
各フロアに1つずつ広めのトイレが設置されています。
車いすユーザだけではなく、ベビーシートもあるので赤ちゃんをお連れの方にも便利です。
●救護センター
具合が悪くなったり、怪我をしたときはお近くのスタッフに声かけすればすぐに案内してもらえます。
障がいのある編集部員から
【視覚障がい(弱視)】
初めて行きましたが、最初に丁寧な説明があるなどスタッフの方々の対応がきめ細かいと感じました。
その中で、もう少し欲を言うと、視覚障がいがあると一人で移動することが難しいので、アトラクションの最初だけでも誘導してもらえると、より楽しむことができると思いました。
私は弱視で何となく形とかもわかり、雰囲気や音で十分満喫しました!
駅からのアクセスもいいので、行き易い場所だと思います。
【車いすユーザ】
多目的トイレは各フロアに1つのため、子供が多く訪れる施設ということを考えるともう1つあると嬉しいと思いました。お手洗いに行くときは余裕をもって行くことをお勧めします。
車いすユーザでも体験できるアトラクションが多く、優先入場できるのでストレスを感じることはありませんでした。また、キャラクターたちとたくさん触れ合えるので、キャラクター好きにはたまりませんよ!
地下駐車場は、雨でも濡れずにすむように早めの予約をしておくといいでしょう。
最寄り駅から向かう場合は、上り坂が緩やかではあるものの少し距離があるため、体力に自信のない方は途中休みながらゆっくり向かってください。
施設情報
名称:サンリオピューロランド
住所:〒206-8588 東京都多摩市落合1-31
営業時間:平日休日で営業時間が変わります。詳しくはホームページをご確認ください。
TEL:042-339-1111(サンリオピューロランドゲストセンター 9時30分から17時。休館日除く)
『サンリオピューロランド』について詳しくはこちら(新しいウィンドウが開きます)
アクセスについて、電車と車のどちらでも行くことができます。
電車の場合は、京王・小田急多摩センター駅、多摩モノレール多摩センター駅から徒歩5分の場所です。車の場合は、中央自動車道、東名高速道路、圏央道を利用できます。
サンリオピューロランド、いかがだったでしょう。
これまで、女性メインのお出かけスポットという印象でしたが、行ってみると男性でも十分楽しめることを編集部員が証明してくれました(笑)まさに子供から大人まで誰もが笑顔になります。
サンリオピューロランドまで行く道は「ハローキティストリート」と名づけられ、いたるところにキティちゃんを発見できるので、歩いていくだけで気分が上がること間違いなしです。ゆるやかな傾斜がありますが、段差のない道なので車いすユーザでも安心して移動できます。
今回の訪問で一番印象に残ったのは、ミュージカルやパレードには、『みんな、それぞれ違う』というコンセプトが根底にあり、それぞれが認め合い、補い合いながらみんなで一緒に歩んでいくことを感じられたことでした。
そして、最終的には誰もがカワイイキャラクターたちで笑顔になれるハッピーエンドを迎えます!
また、車いす席が設けられていることなど、小さいころから当たり前に目にしていると自然と障がいについて知ることになるでしょう。ドキドキ・ワクワクする中で心に残っていくことが大切なのかもしれませんね。
みなさんも、お出かけスポットの一つとして参考にしてください。
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