2021年08月24日掲載
コロナ禍で「おうち時間」が増える中、読者のみなさんはどのようにお過ごしでしょうか。テレビやゲーム、動画配信など、自分の好きなことに時間を費やしている方も多いと思います。
そこで今回は、遊んだことがある人も多いはず「ルービックキューブ」をご紹介します。ルービックキューブとは、各面9パーツからなる3×3×3の正方形キューブ(立方体)を、列ごとに回転させ各面の色を揃えていくパズルです。
今回は、視覚に障がいがあっても遊べる「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」をご紹介します。ぜひ、ご覧ください。
ルービックキューブ ユニバーサルデザインとは?
ルービックキューブは、1974年にハンガリーの建築学の教授だったエルノー・ルービック氏が、教え子に3次元幾何学の説明をするために考え出した木製の立方体が原型となっています。
1980年に世界中で発売され、1982年までの2年間で1億個以上の売り上げを記録!日本でも発売初年度に400万個を売り上げ大ブームを巻き起こしました。
昨年の5月に発売された「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」は、触覚だけでも遊べるよう工夫されていて、今年の6月には「日本おもちゃ大賞2021」(日本玩具協会主催)で共遊玩具部門の大賞を受賞しています。
「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」のポイントは、以下のとおりです。
視覚に障がいのある人も遊べる!
白色面以外の各面には凸凹の形状が付いています。視覚に障がいがあっても、その凸凹の形状を触って各面の違いを区別することができます。
凸凹の形状は、シールではないので剥がれる心配はありません。ドットや丸、四角などの分かりやすい形状で設計されています。
遊びながらひらめき力をアップ!
ルービックキューブは、面を揃える過程で脳の前頭前野が活性化して、論理的思考力を鍛えられるという研究結果もあります。
思考力を遊びながら身につけたい人にはもってこいの立体パズルです。
どこでも遊べる
サイズは約横58×奥行58×幅58(㎜)です。
自宅はもちろん、外出先でも気分転換をしたいと思ったらいつでも遊べます。
また、握力や指の力が弱い高齢の人や子供、手に障がいのある人などでも、スムーズに回転させることができます。
会社情報
会社名:株式会社 メガハウス
所在地:〒111-0043 東京都台東区駒形二丁目5番4号
主要商品:玩具製造・販売
「株式会社 メガハウス」についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
<ご担当者からのコメント>
まずは1面を揃えるところからチャレンジしてみて下さい!
商品には1面完成攻略書も入っており、映像での攻略サイトもあります。
「攻略サイト」についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
実際に遊んでみた視覚障がい(全盲)編集部員の感想
今回の製品は、表面の凹凸がはっきりしており、凹凸の形も丸や四角など識別しやすい形になっているので、視覚障がいがあってもとてもわかりやすいと感じました。また、動きも滑らかであまり力は必要ないので、子供にも使いやすいと思います。
すべての面を揃えるにはある程度コツが必要なので、子供だけでなく大人にとっても十分楽しめると感じました。
視覚障がいの有無にかかわらず同じように遊ぶことができるので、親子や友達同士で一緒に試行錯誤してみるのも面白いと思います。
今回紹介した「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」は、障がいの有無に関わらず遊ぶことができます。
ルービックキューブの世界大会では、両手で揃える部門はもちろんですが、片手や目隠しをして揃える部門などもあるそうです。楽しみ方も人それぞれですね。
ルービックキューブが永く愛される理由には、遊び方が多様だということと、形もバリエーションに富んでいて、「オブジェ」としての価値も高いものもあるからではないでしょうか。
「ルービックキューブ ユニバーサルデザイン」は、誰からも愛される立体パズルとして、これからも多くの人を楽しませてくれることでしょう!
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