使いやすさを追及したユニバーサルデザインバッグ「U-GO Free」

2021年08月31日掲載

外出先等でバッグから物を取り出そうとした際、手がふさがっていて一苦労した経験があるという人も多いと思います。
特に白杖を片手に持っている視覚障がい者や片まひの方、握力が弱い人など障がいの程度や種類によっても様々ですが、開閉に苦労する人は多いのではないでしょうか?
以前「ゆうゆうゆう」で紹介した「U-GOバッグ」「U-GO smart」ですが、今回は「U-GO Free」とさらに進化を遂げました。
そこで、ゆうゆうゆう編集部員が実際にバッグをお借りし、使い勝手を検証してみました。ぜひご覧ください!

U-GO Freeとは?

「気軽に外出したくなるバッグ」というコンセプトの元にデザインされ、老若男女を問わず、サッと持ち出せるちょうど良い大きさに設計されています。
U-GO Freeでは、磁力での開閉方法を採用しているため、片手でも、指一本でも簡単に開け閉めをすることができるバッグです。

写真:片まひの男性と視覚障がいの女性と車いすユーザの男性がショルダーバッグを肩から掛けている様子

【商品概要】

写真:ブラック、アイボリーの2種類のバッグ サイズ:縦17cm×横25cm×幅10cm
ベルトの長さ:70cmから135cm
素材:ナイロンツイル
重さ:450g
色:ブラック、アイボリーの2色

会社情報

会社名:U-GO UNIVERSAL DESIGN 岩沢製作所
所在地:〒355-0352 埼玉県比企郡ときがわ町別所328-1
TEL:0493-81-3191
主要商品:ユニバーサルデザインバッグ
『U-GO UNIVERSAL DESIGN 岩沢製作所』についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)

U-GO Freeのポイント!

編集部員が実際に使って、感じたポイントをご紹介!

ポイント1

「10個のポケットがあり使い方がいろいろ!」

写真:10個のポケットに小銭やお札、カードなどか入ってる様子 「U-GO Free」には、多数のポケットがあり、ユーザによってさまざまな使い方ができるのがうれしいポイント!
「バッグから財布を取り出して、さらにその財布を開けて中身を取り出すのが手間になっている。」という片まひの方の意見などを取り入れ、真ん中のポケットに小銭、その横にお札を入れるといった使い方をすることができます。
そのように使い方を工夫すれば、財布を持ち歩く手間を省くことができます。

ポイント2

「片手で、指一本で楽々開閉!」

写真:指一本で開閉をしている様子 磁力が採用されているため、片手でも、指一本でも簡単にバッグを開閉することができ、中のものを取り出したり入れたりすることができます。
「磁石を多用しているため、クレジットカードなどのデータ破損が怖い」という方のため、磁気防止・スキミング防止のカードケースが3つ付いてくるのもうれしいポイント!
片手が汚れていたり、子供を抱っこしていたりする時や、傘をさしているとき、杖をついているときなど、片手がふさがっているときにはとても助かります。

ポイント3

「シンプルな外見!」

写真:ブラックとアイボリーのバッグのアップ 色はブラックとアイボリーの2色です。
シンプルな色合いにすることで、使う人の年齢や性別、フォーマルからカジュアルな服装まで、どんな場面でも使いこなせるようになっています。
ユニバーサルデザインをコンセプトに据えたアルファベットの「U」「G」「O]を組み合わせたロゴもワンポイントになっています。

バッグを実際に使ってみた障がい当事者の感想

【上肢障がいの場合】

写真:上肢障がいのある男性が片手だけでバッグの中からお札を出してる様子 左腕が不自由な自分にとって「ファスナー付きのバッグ」はファスナーを空けたい方向の逆方向への力を加えることができなくてやりずらさを常に感じます。
その点、磁石タイプはそのイライラがまったくありません。磁石だとすぐに開いてしまうのではとペットボトルを入れた状態でバックを逆さにしてみましたが、開いてしまう事はありませんでした。
お財布機能は、特に小銭入れとしては取りやすく便利だと感じました。また、デザインについてもかっこよくなっていますね。

【車いすユーザ(頚髄損傷)の場合】

写真:車いすユーザの男性がバッグを肩からかけて小銭を取り出している様子 手が不自由な私は、指を動かすことができないので物が取り出しやすく使い勝手が良いバックを探すのに苦労します。このバッグは、開口部が広く両手を入れて探したり、取り出せたりできるので大変扱いやすいと感じました。また、取っ手部分の金具も大きく作られていて扱いやすくなっているところも嬉しいポイントでした。
なお、普段使いのバックは膝の上において移動しますが、どうしても邪魔になるときがあります、このバッグは肩にかけることができるので簡単に背中にまわしかけられる点も良いと感じました。

【視覚障がい(弱視)の場合】

写真:女性編集部員がショルダーバッグを肩にかけて手を添えている様子 私は出かけるときに白杖を使用しますので、今回試した「UGOバッグ」のようにななめがけができるものを愛用しています。
今回感じたのは、以前のものと比べて素材が変わり、バッグのカタチもオシャレになったことです。
サイズ的にもちょうどよく、片手で開けやすいところも使い勝手がいいと思いました。
白杖を片手で持っているので、もう片方で開けられるのは便利です。また、バッグの中も仕切りがあり、ハンカチやカードなどの小物が入れやすくなっていると思いました。
それと、お財布として使えるようになっている部分があり、小銭と紙幣を入れられるようになっているので、お財布を取りださなくてもいいのは便利です。

イラスト:編集後記

写真:女性が肩からバッグをかけてスマートフォンを取り出している様子 いかがでしたでしょうか?今回、リニューアルされた「U-GO Free」はファスナーなど一切なく、すべて磁力による開閉となっています。
「U-GO Basic」、「U-GO Smart」、「U-GO Free」と進化を遂げてきたU-GOバッグですが、障がいの程度や使い方によってその人の使いやすさなどは異なります。
進化は遂げているものの、使い勝手はどのタイプもとても良いので、自分に合ったデザインやサイズなどを探してみるのも楽しみになるのではないでしょうか?

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