皆さんは、マフラーを作ったことはあるのでしょうか?マフラーを作ることは、縫ったり編みこんだりと細かい作業が多く、とても大変なイメージを持っている方も少なくないかもしれません。
しかし、今回ご紹介するマフラーは、裁ちばさみだけあれば作れるすぐれモノ。
「針」や「糸」を使う必要がないため、子どもから大人まで楽しみながら作ることができます。
Moflee(モフリー)とは
モフリーはフリース生地のパーツとパーツをつなげていくだけで完成する暖かいマフラーです。
「編む」という作業が省けるため、小さい子どもからお年寄りのまで幅広い年代の人が楽しく作ることができます。
モフリーは現在の代表である植村さんが、アメリカのミネソタ州に住んでいた時、現地の人がフリース生地を使って暖かく機能性抜群のブランケットを作っていたことをヒントに考案されたもので、娘の誕生日パーティーに招待した仲良しの友達と「何かを作りたい」という提案で、身近にあったフリース生地を使って誕生したマフラーです。
製品情報
Sサイズ:子どもからコンパクトにまとめたい大人向け
Lサイズ:Sサイズの2倍の長さ
追加パーツも販売しているため、自分好みの長さや配色にすることも可能です。
Moflee Kobeの取組み
公式ホームページ内のオンラインストアにてモフリーの販売をしています。
その他、全国各地のPTAや学童、老人ホームなどのさまざまな場所でワークショップやイベントを開催しています。
現在では、裁断作業などを兵庫県西宮市内の障がい者就労施設、株式会社アライズに委託しています。また、ここでは裁断した時に出たハギレ布やサンプルで使ったあまり布を使用したプロジェクトも行っています。SDGsの12番目に掲げる「つくる責任・つかう責任」の取組みです。
Mofleeのポイント
実際に編集部員がマフラー作りに挑戦し、ポイントをご紹介します!
「針」や「糸」を使わない!
針や糸などを使う必要がないため安心して作ることができます。
作り方もいたって簡単で、パーツを自分好みに並べて穴に通すだけです。最後の仕上げにはハサミを使いますので、自信がない場合は誰かほかの人にお願いするのも良いでしょう。
短時間で作れちゃう!
編みこむなどの難しい作業がないため、コツを掴んでしまえばあっという間に完成します。
また、取扱説明書は同封されているQRコードを読み込むと動画サイトで作り方を確認することができるため、何度でも確認することができます。
とても丈夫!
パーツとなる生地を折りたたみ次のパーツの穴に通して作り上げるのですが、穴が小さくて通しにくく感じるかもしれません。しかし、生地自体がしっかりしているため、少し力を入れても破れることなく作ることができます。そんなに簡単には破れません。
ご担当者からのコメント
編まない縫わないマフラーモフリーのコンセプトは、「ものづくりを楽しもう」
幅広い年齢層の方と何年もワークショップしていますが、手を動かして何かを生み出すことは、「こんなにも楽しくてワクワク心を躍らせるものなのだ。」ということを常々皆さんから教わっているように思います。
コロナ禍をきっかけにワークショップに来れなくても同じようにものづくりが楽しめたらと、手作りキットの商品化にも着手し、オンラインストアで販売するようになってから、ますます消費者のニーズにこたえたいと思うようになりました。
ものづくり楽しむことは、不急であっても不要ではない癒しであり、人の心に寄り添うもの何かを楽しむ心は「不要」ではないのだと。むしろ「要」「大切」なのだと今のご時世、心からそう思うのです。
会社名:kobe Moflee
所在地:〒658-0001 兵庫県神戸市東灘区森北町7-21-10
電話:080-3130-7412
「kobe Moflee」についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
今回ご紹介した「モフリー」は本当に簡単に作ることができ、子どもから大人までみんなが楽しむことができます。
1枚ごとに柄が違うので、どのような順番で作るかなど考えて、世界に一つだけのマフラーを作れるのも魅力です!
ここだけの話、私も挑戦し、途中まではなんとか頑張りましたが、少し不格好な仕上がりだったので、同僚に手伝ってもらい、きれいなモフリーが完成しました。
興味がある人は上記ホームページ内にオンラインショップがあるので、試してみてはいかがでしょうか?