長時間のドライブにおすすめ!トヨタが開発した「マルチ機能カバー」

2022年04月13日掲載

コロナ禍で人々の働き方が変わり、今までの移動手段を公共交通機関から自動車へ変えたという人もいらっしゃるかもしれません。その中には、「移動には自動車が欠かせないという障がい者」がいることをご存じでしょうか?
そこで今回は、車をよく使う人向けにトヨタ自動車株式会社(以下、トヨタ)が開発した「マルチ機能カバー」をご紹介します。
このカバーを助手席に取り付けると、さまざまな収納が可能になり、仕事の効率化にも役立ちます。助手席を収納上手に変身させ、ドライブを今より快適にしたいと思っている人へおすすめです!
ぜひ、ご覧ください。

写真:運転席に乗っている編集部員、助手席に小物を収納しているマルチ機能カバー

助手席を上手に活用できる「マルチ機能カバー」とは?

写真:運転席の編集部員が助手席のマルチ機能カバーを取り付けている トヨタは、長時間自動車を利用する営業職などの法人をターゲットにした「マルチ機能カバー」を2月25日に販売開始しました。
このカバーを助手席へ取り付けると、さまざまなモノを収納可能で、仕事の効率化にも役立ちます。
法人用として開発されましたが、個人でも全国のトヨタ販売店で注文し、購入できます。

製品情報

メーカー希望小売価格:7,700円(税込)

<対象車種(注)>

アクア(2011年11月~)、 ヤリス (2019年12月~)、 ヴィッツ (2010年12月~2020年3月)、プロボックス/サクシード(2018年11月~)、プリウス (2015年12月~)、C+pod(2020年12月~)

注:設定条件
対象車種のGRグレード、 買い物アシストシート、シートアンダートレイ装着車、回転チルトシート付きの車へ設定は不可

ポイント1 助手席への取り付けが簡単!

画像:ヘッドレストステーの後でマジックテープを貼っている、シートとシートの間にカバーを押し込んでいる、カバーを取り付けた助手席

座部カバーをシートバックとシートクッションの間に挿し込んだ後、背部カバーの上に付いているマジックテープがねじれないようヘッドレストステーの後ろに回し、前側に垂らします。
それぞれのカバーがたるまないようにしたら、取り付け完了です。

ポイント2 多種多様な収納方法!

画像:沢山の荷物が助手席に乗っている、その荷物を収納したマルチ機能カバー

画像:足元部分のポケットを開ける上肢障がいの編集部員 使い方は自分好みに工夫でき、ポケットの大きさにあわせてモノを整理整頓できます。
座部カバーは目隠し収納でき、荷物の落下防止にも役立ちます。
シートクッションの足元部分は、ゴミ入れや靴入れなどに利用するのがおすすめです。

ポイント3 取り付けたまま乗車できる!

画像:マルチ機能カバーを取り付けた助手席に座っている上肢障がいの編集部員 助手席へ取り付けたままでも乗車できます。
素材にはシートカバー生地を採用しているので、収納ポケットがあっても乗り心地には影響がありません。
万が一汚してしまっても洗える素材でできているため安心です。

会社情報

会社名:トヨタ自動車株式会社
所在地:〒471-8571 愛知県豊田市トヨタ町1番地(本社)
主要商品:自動車、産業車両等の製造・販売
「トヨタ自動車」についてはこちら(新しいウィンドウが開きます)

<ご担当者からのコメント>

私たちは「お客様に本当に喜んでいただける用品を創ることを通じて幸せを量産する」ために、「お客様の声を聴き、共に商品を育て、お客様が欲しいと思うタイミングで商品をお届けしたい」そんな想いを持って活動をしています。
マルチ機能カバーでは、クルマ移動の多いお客様が欲しい商品を創るために、営業職の方の1日やコロナ禍における働き方の変化について声を聴き、そのお客様の声をヒントに商品が誕生しました。
商品化に向けては、お客様に試作品を実際にご使用いただき、使い勝手などお客様の声を反映させ共に商品を育てて参りました。
今後も「幸せの量産」のため、クルマに関するご要望・お困りごとがございましたら、是非私たちにお聞かせいただければ幸いです。

使用した肢体不自由(車いすユーザ)編集部員の感想

写真:運転席に乗っている編集部員、助手席に小物を収納しているマルチ機能カバー 私は普段の移動手段に自動車を利用していますが、荷物が多いと助手席周りは荷物置き場になってしまいます。そんなとき、誤ってシートの下に荷物を落としてしまうと体幹機能障がいがあるため、拾うのには一苦労です。
鍵、駐車券、スマートフォンなどの小物類の紛失防止にもこのカバーは役立つアイテムだと思いました。また、シートクッションに乗せているバッグや買い物袋などが坂道を通行するときや急ブレーキをかけたときなどにずれ落ちるという心配もなく、安心したドライブにもつながります!

イラスト:編集後記

このマルチ機能カバーを開発した部署は、起ち上げてから一年ほどだそうです。しかし、自動車メーカーということもあり、乗る人の気持ちを誰よりも分かっている商品だと感じました。
カバーをシートに挟むことが難しい力の弱い人などは、定規などを利用して上手く押し込んでもいいかもしれません。
開発をしている部署では、これまで以上にもっとお客さまのニーズを聞き、さまざまな商品を考えていくそうです。
今回は、決してUD商品として開発された訳ではありませんが、結果的に”UD商品”に近い商品になっているところが素晴らしいですね!
もしかしたら今後はUDに特化した商品が出てくるかもしれません。

特別協賛企業の製品・サービスのご紹介

  • NTT ExCパートナーの公式サイトへ
  • 特別協賛企業の製品・サービスのご紹介_日本電信電話
  • NTTファイナンス株式会社の公式サイトへ
  • 株式会社NTTロジスコの公式サイトへ
  • NTTアドバンステクノロジ株式会社の公式サイトへ
  • 株式会社NTTアドの公式サイトへ

お知らせ

編集部のおすすめ記事

  • ゆうゆうゆう便り(メルマガ読者募集中)
  • ゆうゆうゆうのfacebook
  • 広告バナー募集中
ページの先頭へ