みなさんは「切り絵」や「ぬり絵」を作って遊んだことはあるでしょうか。
今回は、その両方の要素を持ち合わせた『あでやか切り絵』をご紹介します。
この『あでやか切り絵』は、お年寄りや子供、障がい者…、誰でも簡単・安全に楽しめるすぐれモノです。ぜひ、ご覧ください。
『あでやか切り絵』とは
イラストレーター・切り絵作家の深川行敏さんは介護でお年寄りや子供たちとのレクリエーションや体の不自由な人のリハビリテーションにおいて、切り絵・ぬり絵を使っていると、ふと気付きました。
切り絵はハサミやカッターを使う技量が必要で難しい、ぬり絵も絵心がない人は作品としての完成度は見栄えが寂しい。そこで考えついたのが『あでやか切り絵』でした。
あらかじめ、花やキャラクターがデザインされた部分を切り抜いてある台紙が用意されています。
その台紙の裏面から、思い思いの色紙や千代紙・チラシをちぎってノリ付けするだけで初心者でも、完成度の高い作品を作ることができる新しい切り絵です。
『あでやか切り絵』の特徴
編集部員が『あでやか切り絵』作りに挑戦!ポイントは以下のとおりです。
準備がとても簡単!
使用する道具は木工接着剤、接着剤を付けるつまようじ、濡れた布巾(接着剤ふき取り用)、色紙などの紙であればなんでも可能なので、準備が楽なのが嬉しいポイントです!
誰でも簡単に作れる!
ケガの心配もなく、子供からお年寄りまで誰でも簡単に作ることができます。
また、紙をちぎる、爪楊枝で接着剤を付ける工程で指先を使うのでリハビリには最適です。
どの作品も世界に一つしかないオリジナル!
作る人が思い思いの色紙や千代紙・チラシをちぎって貼り付けるので、完成した作品は唯一の作品です。
同じ台紙を使っても、作る人によって全く違う作品が出来上がります。そのため、作成した人の個性を比べられる楽しみもあります。
深川さんからのコメント
『あでやか切り絵』の企画製作を初めて11年になります、多くの方に使って頂きたいと思い、今までボランティア活動・プレゼンター育成・販売活動を継続して来ました。
今回、編集部員のお二人に『あでやか切り絵』の作り方やポイントをアドバイスして、それぞれの作品の多様性や作る過程の反応を見ていると、『あでやか切り絵』をもっと多くの人に知ってもらいたい、作る喜びを体験して欲しいという思いをますます強く感じました。
まだまだ、『あでやか切り絵』の知名度は高くありません。これを機会に、
『あでやか切り絵』の可能性を広めたいと思います。
法人情報
法人名:一般社団法人あでやか切り絵協会
所在地:〒239-0844 神奈川県横須賀市岩戸2-16-11
代表者名:深川 行敏
TEL:046-849-3953
e-mail:fugen@amber.plala.or.jp
受付時間:9:00-18:00 土日祝日除く
『あでやか切り絵』の販売・プレゼンターについてはこちら(新しいウィンドウが開きます)
私は今回の取材まで『あでやか切り絵』を知りませんでした。 実際に作って見ると、これが何とも面白いのです。 色紙や千代紙を思いのままにちぎって貼る。 だんだんと切り絵のカット部分がちぎった紙で埋まっていくのはワクワク感があり、 私でも気持ちが高揚していくのが実感できました。
そして、最後の紙を貼って裏返し、切り絵の出来栄えを見た時の達成感はとても充実したものでした。紙のちぎり方や貼り方、色の選択に性格が表れると実感しました。
誰もが簡単に楽しめる『あでやか切り絵』 ぜひ、皆さんも一度挑戦してみてはいかがでしょうか。